時代設定はいつもの架空の1992年で、携帯電話なし、出会い系サイトもないのでナンパ待ちの感じで街をうろうろしています。
援助交際がメジャーになるのは携帯が普及した後かとは思いますが、一般メディアが流行として取り上げるのって基本的に遅いので、局所的にはもっと前から行われていて、知ってる人は知っているという感じで。架空の世界なので細かいことはいいんです。笑
ポケベルは流行ってたっぽいのですが、作中の理由でふたりは活用していません。

意外と書くことがあって長くなってしまいましたが、「BL専のつもりだけど後天性女体化はたぶん大丈夫だから考えてみようかな」くらいのノリで、藤真は女体化しても動揺しないだろう、積極的にエロいことをしたがるだろう、とこういう話になりました。

ほとんど書いてきてない女体化ですが、女子になったことで、私が元来好きな「軽率な行動をする若者」が書きやすかったです。
男の状態というか、普通の藤真だと（引退してても）選手兼監督！　というのがあって、問題起こして部に悪影響及ぼしたらまずいなっていうのは絶対思ってるはずで。でも女になったことでその縛りがなくなる（と本人は思った）。顔は完全に藤真ですし、しらばっくれるのも失敗してますけどね。

あと前から考えていた猥談のネタ（フェラさせるけどクンニしない藤真）がちょうど入れられるなというのもあって。そこは最初から書く予定だったのと、しかし嫌な人もいるかなと思ったので説明文時点で「猥談があります」と言っています。

ストレートな言葉を使うのも、経験済みなのも「牧や藤真はそうだろう」という元からの解釈で、女体化してる以外は割といつも通りだったりします。