最近の楽曲はすごく昔のような鬱蒼とした感じというか病み感は少ないとは思うんですが、それでも相変わらず良いです。
もちろん曲もいいんですが、青さんは(私にとって)作詞の神です。
(以下、リンクは歌詞サイトに飛びます)
夏の日
これ本当に昔から好きで、本当に大好きで今聴いてもしんどいやつです。難しい言葉は使ってないし切れ切れのようでいてちゃんとわかるっていう、言葉のチョイスが素晴らしすぎるというか。それでごく静かなシーンの中で淡々と痛々しい内面が語られてるの最高だなと思います。ご本人が思う主題と私が受け取るものは違うのかもしれませんが、国語の授業(筆者の気持ち〜)じゃないんでそれでいいと思ってます。さらに石井秀仁の綺麗な歌声が最高。魂込めて熱唱する系統じゃないのって、単純に私の好みでもあるんですが、カリガリに合ってると思います。
からの比較的最近のこちら
さよならだけが人生さ
カリガリ好きといいつつ私は性格がマメではないので、長年漏らさず活動を追ってるわけではないしインタとかもろくにみてないんで勝手に思っただけなんですが、「さよならだけが人生さ」を聴いた時に「夏の日」を思い出しました。
夏の日の「僕の声が届かない」とさよならだけが人生さの「誰の声も聞こえない」が対比っぽいからかなとか。
この「誰の声も聞こえない」っていうフレーズも、ほんとシンプルなのに、この配列というか、ラストにこれを持ってくるの天才では? えっ何? やっぱり神だな??? って青さんの詞ではしょっちゅうなってます。
あと「朝の路地裏」と「夜明けの街」もなんとなく対比っぽい。曲の感じからも意識してるのかなーとか、勝手に思ってます。
非公式の動画をベタベタ貼るわけにはいかないので、前も貼ったことあるんですけど公式から
あと歌詞最強部門(※もちろん歌も曲もいいです)
ブルーフィルム
みんな青春が死んで大人に落ちていっちゃったあの日。
ああ、僕はただ、誰かの体温と同じになりたかったんです。
もうこの出だしだけで強すぎて死ぬ。XX年経っても素晴らしいと思います。
自分で小説を書くときもこう、難しくないんだけど伝わるって感じで書きたいなあと、強く思うきっかけが青さんです。
以前サイトの小説にいただいたコメントで「難しい表現でもなく〜」と言っていただけたことがあって、それはまさしくすごく意識してるところだったので、いやこの方の読解力すごすぎない!? っておののきましたw(その節はありがとうございました)
あと「せんちめんたる」の歌詞も大好きですし他にもいろいろ。キリがない。